ピーバンドットコムは、2002年4月5日に設立された。電子機器産業のエンジニアの開発向けEコマース(インターネットを基盤とした通信販売)を行っています。自動車、テレビ、スマートフォン、医療機器などあらゆる電子機器に使われる主要な部品であるプリント基板を、国内の製造業を中心とした顧客に対して販売しています。
事業のサービスは以下の3つです。
1.プリント基板のEコマース「P板.com」
「P板.com」では顧客がWebサイトで注文したい仕様を選択すると、国内又は海外の仕入れ先から最適な価格・納期・品質で製造できる工場が自動選択されて注文できる仕組みです。
2.エンジニアに向けた技術情報サイト「@ele(アットマーク・エレ)」
プリント基板を扱う技術者のすそ野を広げるためのインフラ整備で技術サイトを運営し専門的な情報を配信することで、信頼度と広報活動を平行して行っています。
3.エンジニアの登竜門「GUGEN(ぐげん)コンステスト」
電子機器業界の持続的な発展の為に、電気・電子エンジニアの人口拡大が不可欠で、エンジニアにスポット当てる「電子工作コンテスト」を開催し一般客やメディアに披露できる場を提供しています。
会社情報
会社名 | ピーバンドットコム |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ 3559/卸売業 |
上場日 | 3月9日 |
申込期間(BB期間) | 2月21日~2月27日 |
想定売り出し価格 | 1,550円 |
予想PER | 55.1倍 |
公募株式数 | 150,000株 |
売出株数(OA含む) | 710,000株 |
想定公開規模 | 13.3億 |
東証マザーズ上場の中型案件です。
資本金は34,000,000円、従業員は16人の会社です。
経営指標の推移
2012年 3月 |
2013年 3月 |
2014年 3月 |
2015年 3月 |
2016年 3月 |
|
売上高 (百万円) |
1,201 | 1,287 | 1,516 | 1,684 | 1,717 |
経常利益 (百万円) |
77 | 61 | 85 | 71 | 68 |
当期純利益 (百万円) |
60 | 42 | 51 | 49 | 62 |
純資産額 (百万円) |
51 | 50 | 122 | 127 | 188 |
1株あたりの 純資産額(円) |
75,045 | 73,685 | 179,294 | 62 | 92 |
1株あたりの 純利益(円) |
88,893 | 61,259 | 75,043 | 24 | 30 |
自己資本比率(%) | 20.9 | 22.3 | 26.1 | 25.2 | 39.9 |
自己資本 利益率(%) |
154.5 | 82.4 | 59.3 | 39.3 | 39.1 |
経営は安定していると考えていいでしょう。
従業員16人で純利益が68百万です。
課題として上げられている内容が、知名度向上で現状は口コミ紹介の顧客開発が4割です。インターネットを使った広報が今後の課題といえるでしょう。
引受け幹事団(シンジケート)
幹事区分 | 引受け幹事団 | 株数 | % |
主幹事証券 | SBI証券 | - | - |
引受証券 | SMBC日興証券 | - | - |
引受証券 | 松井証券 | - | - |
引受証券 | 藍澤証券 | - | - |
引受証券 | エース証券 | - | - |
引受証券 | 極東証券 | - | - |
引受証券 | 東洋証券 | - | - |
引受証券 | マネックス証券 | - | - |
引受証券 | 岩井コスモ証券 | - | - |
主幹事はSBI証券です。
今回も、幹事が多いですね。
開いておくべき、証券会社の一覧を載せていますので、ご確認下さい。
オススメの証券会社一覧
まとめ
東証マザーズで小~中規模です。
公開株が少ないし、主幹事がSBI証券の為に資金力の無い私には縁のなさそうな銘柄です。
マグレを信じて申し込みましょう。
個人評価 |
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C |