投資家で利益を出している人が好きな格言は何でしょうか?
格言ランキング、ベスト5を紹介します。
1位 頭としっぽはくれてやれ
1位は誰もが知っている名言ですね。
意味は底値で買って天上で売ることを目指さないということですね。
投資家なれば、誰もが夢見る理想の売買方法が底値で買って高値で売ることですが、これにこだわっているとロクな目に遭いません。
チャート分析にしろ、ファンダメンタルズにしろ自分が決めたルールで売買を行うことが大切です。
2位 人の行く裏に道あり花の山
逆張り投資の格言ですが、 お花見で人が大勢いるところを避けて裏道を行くと、花がたくさん咲いている場所に出られたという例え話が由来です。
しかし、逆バリ投資はリスクのある投資方法です。
株価が下がっている場合は何故下がっているのかをキチンと理解した上で逆張りするべきです。
個人的にはリーマンショックのように企業単体の価値が下がった場合では無く、世界的な事件のイベントの時にこの格言を使用すれば儲かると思っています。
3位 待てば海路の日和あり
今は思うようにいかなくても、じっと待てばそのうちにチャンスがめぐってくる。だから辛抱強く待てということです。
株式投資では売買するタイミングを待つのに使う格言になるでしょうか。
4位 すべての卵をひとつのかごに盛るな
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということです。
分散投資をすることを推奨する格言です。
ですが、ことわざには以下の格言もあることを覚えておいて下さい。
「十をもって一を攻める」孫子の兵法です。
戦いに於いて戦力分散は愚の骨頂を説いています。
少ない投資金額の場合に多くの利益を得る為にはこちらの方が良いのでは無いでしょうか?
5位 遠くの物は避けよ
分からない銘柄には手を出さないという格言です。
自分が興味のあるもの、また働いている業界のことなどは、自然と知識がついてきます。下手なアナリストより余程業界のことに詳しい人もいるでしょう。
知らない業界のことは新聞、雑誌、人に聞くなどして情報を仕入れることが多いですが、その情報が正しいとは限りません。
この格言で有名なのはバフェットでしょうか。彼はハイテク株に手を出しませんでした。
株の達人のバフェットでさえ、自分の知らない株には手を出さないのです。
まとめ
投資をする上で、格言を理由に自分を律するのは良いことだと思います。
欲張ると、買うべき時に買えず、売るべき時に売れませんから。