投資について

貯金すると使って無いのにお金が減る仕組み

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我々のお金は貯金すると本当に溜まっていくのだろうか?

結論としてはお金は減っていく。

日本は現在、インフレに向けて躍起になって経済を回そうとしています。
日銀の黒田総裁はインフレ目標を2%にしていますが、残念?なことに達成できていません。現在の日本のインフレ見通しは1.2%です。

日本のインフレの歴史

デフレと言われて久しいですが、日本の過去の歴史からみれば物価はズット上昇してきています。

元禄、宝永、元文、幕末に昔からインフレは発生しています。

比較するのは適当ではありませんが、敗戦後の日本のインフレ率は59%でしたし、1947年のインフレ率は125%という恐るべきものでした。
この理由は、敗戦後の借入金が国家財政の9倍であり、この状態を回復させる為に日本政府は預金封鎖と新円切替を実施して、強引に対応したからです。

この状態、今の日本の借金と似ていませんか?
現在の日本の税収は54兆円です、日本の国家予算は96兆円で、30兆円を赤字国債として発行しているのです。
そもそも収入が54兆円しか無いのに倍近い予算を計画するのが無理のような気がします。
結果として、現在の日本の借金は1,049兆円になりました。
税収の実に19倍、国家財政の11倍の借金をしているのです。

これを個人に置き換えると、年収540万の人が銀行等から借金420万して年間960万円の生活をしていることになります。因みに借金は1億490万あるということです。個人ではとうに自己破産しているレベルです。

インフレ率の話に戻りますが、その後も1970年代はインフレ率が9%でしたし、1980年代は2.4%だったのです。
歴史的な視点で見れば、今のデフレ状態の方が異常な状態だと言えるでしょう。

世界のインフレ状況

世界的にインフレはどのような状況なのでしょうか?
結果を言いますと殆どの国はインフレ状態です。
2015年のインフレ国家は188か国中、インフレ状態の国は150か国になります。
79%の国が高低差はありますが、インフレなのです。

インフレはなぜ起きる

インフレのおきるメカニズムは以下のような流れです。

需要が多く、物の価格が上昇

企業の収益が良くなる

給料が上昇

個人の購買意欲が上昇

需要が増え、物の価格が上昇(最初の状態に戻る)

この為、経済状況が良いと物価は上昇し続けるということになります。

まとめ

長い歴史の中で、インフレ状態が当たり前だということが分かります。
もしくは、オイルショクのような異常が発生するとインフレ率は30%を超える年もあります。

では、2016年のインフレ率がこのまま2%に達せず、1.2%ぐらいになったとしましょう。貯金することで物価上昇分を補うことができるでしょうか?

因みに2016年で100万円を定期預金の預金金利トップクラスのオリックス銀行に預けていたとするといくらになるでしょうか?

オリックス銀行の預金金利は0.2%です。
100万円を1年預けて預けて、税抜きで2,000円増加しますが、物価は1.2%の上昇をするので、12,000円程、預金の価値は下がったことになります。
結果としては10,000円分、預金金額は変わりませんが、貨幣の価値が下がったことになりますね。
最終的にはお金は使うのですから毎年、損していることになります。

資産運用することにより、我々はこのインフレ率の上昇分を補わなければならないのです。

 

 










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